神社紹介
郵便番号 〒 5201811
鎮座地 滋賀県高島市マキノ町海津1253-2
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海津天神社 (カイヅテン)
御祭神
菅原道真公
御神紋
梅鉢(つぶ梅)
御由緒
往古は社領百三十石の勅願所であったが織田信長の兵火に逢い社殿楼門等焼失し社領は没収せられた。其の後朝廷より毎年正月5月9月の三季に国家安全の祈祷を仰せつけられ、その都度大麻を献上し大典待御局より初穂金弐両づゝ計六両毎年奉納せられ、明治維新に至り宮内省取次となり明治5年廃止となる。豊臣秀吉より天正13年11月に七石、翌14年1月16日に五石、計十二石寄進あり、又三代将軍家光公より朱印十石を賜り、境内山林竹木諸役を免除せられ、以後歴代御朱印を賜る。五代将軍家綱が江戸西丸に御移徒の際、安藤右京進松平出雲守取次で国家安全の祈祷仰せつけられ大麻を献上し、翌年自服を拝領する。旧領主柳沢甲斐守より領分高島浅井両群安全の祈祷を命ぜられ、それぞれ毎年大麻を収めた。天保5年7月柳沢侯より武運長久五穀成就の祈祷を乞い、初穂金五両を奉納される。前田侯は此地通行の際は必ず当神社に参詣し其の都度白銀5枚を奉納し天治元年7月前田慶寧病気の際は其の全快を祈らしめ初穂白銀5枚を奉納された。天正4年4月高島郡司磯野丹波守が本殿を寄進し、慶長19年3月代官白崎良純が拝殿を寄進し、宝永3年大鳥居を建立し、文政10年社段を再建する。明治14年郷社に列し同24年3月内務省より古社保存資金を下附せられ大正4年4月神饌幣帛供進社に指定せられる。(贈大政大臣正一位
本殿・境内建物
〔本殿〕一間社流造 間口一間三尺 奥行一間二尺
〔拝殿〕入母屋造 間口三間 奥行三間
〔その他〕
境内社(摂社・末社)
大鍬神社 小野神社 恵比寿神社 貴船神社 稲荷神社 金刀比羅神社 愛宕神社 国狭槌神社 八坂神社 靖国神社 (境外)大前神社 今宮神社 白山神社
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
4月 21日 海津祭り
お稚児さんととび口を持つ女と御供をかつぐ男と三人一組の稚児行列が社参する。みごきを各杜に供え、稚児の持つ白い輪をその社の屋根に投げる。じんじは御供と御神酒を載せた台をかつぐ2人のお供と共に、神職も社頭より西浜集会所に致る。子供たちは榊に御幣をつけたオサをかつぎ、若衆は化粧まわし(家宝)をしてかつぐ。
4月 22日
〔本務社|高島支部〕
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