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新宮神社
(シングウ)
御祭神
伊弉諾尊 伊弉冉尊
御神紋
十六菊
御由緒
明細書によれば不詳であるが、社蔵の古文書によると祭神は、伊弉諾尊・伊弉冉尊の二柱とある。また紀州熊野新宮社(速玉神社)の分霊であると伝えられる。慶長六年当社炎上、寛永二年再建とあるが速玉神社には記録がなく、真意は不明である。村に残る伝説では、一三〇〇年余年の昔、壬申の乱で敗れた大友皇子が、今の石山寺境内地で果てられ、悲劇の皇子とその一族を祀るため社殿が造られ、三十八社五明神と称された。石山寺文書によると当社随一の鎮守社と記されている。奈良時代に社地一帯にわたり石山寺が創建されたため、社殿が石山寺の入口を扼する形となり、社域や人口増加等の問題がでて寺領の山林を拓き社殿を造営し、奉遷したのが現在の新宮神社であると考えられる。例祭は慶長初年までは毎年三月に石山祭として盛大に催されたが近年は五月五日に行なわれている。
本殿・境内建物
〔本殿〕一間社流造 間口二間三尺 奥行一間三尺
〔拝殿〕入母屋造 間口四間三尺 奥行三間三尺
〔その他〕幣殿 中門 神饌所 祭器庫 神輿庫 手水舎 社務所
〔拝殿〕入母屋造 間口四間三尺 奥行三間三尺
〔その他〕幣殿 中門 神饌所 祭器庫 神輿庫 手水舎 社務所
境内社(摂社・末社)
大将軍社 福明神社 一木神社 天満神社
主な祭礼
六月中旬終農祭 七月二十日土用祭
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
5月
5日
〔兼務社|大津支部〕
