神社紹介



郵便番号 〒 5210236
鎮座地 滋賀県米原市間田96
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岡神社 (オカ)
御祭神
皇産霊大神 外六柱
御神紋
左三ツ巴 平四ツ目七ツ割
御由緒
創祀は白雉3年で、延喜式神名帳に在る坂田郡五座の一社である。祭神高皇産霊神は大梵天王神とも言う。白雉元年出雲国人移住し、大原郷の開拓に際し、姉川の水を引きて養水の便を計り、開墾地に灌漑をした。此の工事は同3年に落成し、(出雲井と称し現存する)斯くて人々五穀豊穣を祈らん為、岡山に祠堂を建立し、大梵天王と称し、勧請したと伝えられる。佐々木氏が近江を領するに及んで、寿永年間に、佐々木秀義当社を復興し、崇敬厚かったが、宝治元年大原の庄18郷の地を領した佐々木左衛門太夫重綱が、社殿及び拝殿を造営し、以来10余代、佐々木(大原氏)守護の神として崇敬深く、神殿の造営形式は、宝暦10年の調書に有り、天下に誇る造営物であったが、自然に腐朽荒廃し、天保10年の大暴風雨で、国宝的価値ありと想像される神殿、拝殿が崩壊した。十余郷の庄屋、社坊の松林坊に参集し、再建を決議し造営された。嘉永3年再建の棟札が現存する。両部神道の頃、現天台宗観音寺文書記録中に、当社の社名が所々に見られ、文明8年伊富貴山観音護国寺本堂柱出所として、「四本(2本八一貫文買)松木 岡社」又文禄6年の古記録「巨細帳」に、当社の行事を記し、遠族、病者、忌僧以外の者で、随意を構へて不参の者は、過銭30文を出すべきを定める等々。当社と観音寺との関係を知るだけでなく、当社を古社である「式内岡神社」と立証する史料でもある。延宝3年の調書によれば、当社は間田、小田、春照(伊吹町)、井之口、本庄、本庄中、高番(伊吹町)、村居田、坂口、鳥脇、観音寺、野一色、上夫馬、下夫馬、市場、産所、市場中、池下村等大原庄18郷の総社(大原大社)であった。明治14年郷社に列し、同41年神饌幣帛料供進指定となる。
本殿・境内建物
〔本殿〕3間社流造 間口2間3尺 奥行2間1尺
〔拝殿〕入母屋造 間口4間 奥行3間
境内社(摂社・末社)
秋葉神社
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
5月 1日
〔本務社|米原支部〕
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