神社紹介



郵便番号 〒 5270202
鎮座地 滋賀県東近江市君ケ畑町977
トップ > 滋賀県の神社 > 神社紹介
大皇器地祖神社 (オオキミキヂソ)
御祭神
椎喬親王
御神紋
十六菊
御由緒
創立は寛平10年4月と称する。貞観年中惟喬親王御感慮あり当山に入らせられ寛平9年2月薨去、是より前当村は小松村畑と称したが親王入山後現在の君ヶ畑と改める。御殿を造営され高松宮及高松御所と称した。親王薨去の際侍臣民部卿某へ御道命により薨去の旨を天皇に奉聞する。明寛平10年神殿を造営して親王の神霊を鎮座する、是れを当社の起源とする。是の時天皇勅使を立たせられ大皇大明神の社号を賜はる。明治5年までは正、5、9月には国家安泰皇家永久の祈禱符を宮中へ献上、御玉串料の御下賜を例とした。親王御在世中当地にて小椋信濃守久長、小椋伯耆守光吉両人に命じて木地の器物を造らしめ給う、是を以て親王を木地の祖神とし全国の木地の発祥とする。明治15年社号を大皇器地祖神社と復旧の認可を得同26年内務省より保存資金の内下賜あり。
本殿・境内建物
〔本殿〕二間社流造 間口二間 奥行二間
〔拝殿〕入母屋造 間口二間 奥行二間
境内社(摂社・末社)
多賀神社 蛭子神社
主な祭礼
正月3日、9月9日には御供盛行事あり若衆11人菊水の素襖を着用し無言にて奉仕する。
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
4月
4月 3日
4月第1日曜
1月 3日 御供盛り 
氏子の若衆ら11名が神饌を調理し、神前に供える儀式。年2回行われ、なますえ神事ともいう。当日は早朝から御供蒸し(五升)が社務所で始められ、潔斎をした若衆は素襖を着て調理にかかる。御神酒注ぎ−むすび(御供を円錐形状に仕立てる)−下まな(するめ・かます等を刻む)−上まな(大根・昆布等を刻む)−まなすえ(鮒鮨と俎板を据える)−本まな(鮒鮨調理)と進む。この間は終始無言。
〔兼務社|神崎支部〕
Copyright(C)滋賀県神社庁. All rights reserved.