瓊々杵尊

左三ツ巴

創祀年代不詳。明治以前は山王権現と称していたが、明治なりその地の小字名を以て、井林神社と改称された。社伝によるとこの地が天台勢力化にあった永正年間の頃、日吉山王の神を分祀したものとされている。文亀、大永の兵火により古記録を焼失したが、慶長7年の検地により境内一段三畝六歩は租税除地となり、承応2年7月社殿を改築、寛政10年屋根葺替、文化6年諸所の修復、文化10年覆屋修理等々の棟礼が存する。

〔本殿〕一間社流造 間口五尺 奥行四尺 覆屋あり
〔拝殿〕入母屋造 間口二間一尺 奥行二間一尺
〔その他〕

世神社

4月 12日