神社紹介
郵便番号 〒 5280013
鎮座地 滋賀県甲賀市水口町宮の前3-14
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水口神社 (ミナクチ)
御祭神
大水口宿祢命
〔配祀神〕大己貴命
御神紋
五七の桐
御由緒
社伝によれば御祭神の大水口宿祢命は饒速日の命六世出石心大臣の御子で、出石心大臣の命の御母は淡海川枯姫である。淡海川枯姫は川枯首阿目加伎?命四世の孫阿自夷沙比止命の後であって川枯神社に祀る。大水口宿祢命は母方の縁に依り此の地に居住されたものと思われる。土地の開拓の神として人々の崇敬が篤い。当社は延喜式内の旧社であって神名帳にある甲賀郡八座の一つである。本社の境内は往古は東西三十町南北二十五町を所有していたが永禄年間にその大半を官没され、天正年間に至り社領を失ない、わずかに五十六間四方を残したという。寛文三年六月代官小堀仁右衛門が水口へ赴任の時郷民に命じて再建させ、明年五月に至って竣工した。元禄十年拝殿の補修、正徳二年六月下野国壬生城主の加藤和泉守嘉矩が水口へ入城、本社の荒廃を嘆じて町民に造営をさせ、享保十四年九月遷宮を行ない、同十九年修復を加える。延宝の頃よりの旱魃の時雨乞祭を行なう。その時藩主の参拝又は代参があった。明治元年九月聖上、御東幸の時勅使を差遣せられる。明治二十七年六月十四日境内を拡張し社殿の造営に着手し、同三十年四月竣工、これが現在の社殿である。
本殿・境内建物
〔本殿〕一間社流造 間口二間 奥行二間
〔拝殿〕入母屋造 間口三間 奥行三間
境内社(摂社・末社)
武雄神社 玉津米神社 日枝神社 稲荷神社 水口恵比須神社
主な祭礼
水口曳山祭
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
4月 20日 水口曳山祭
享保20年(1735)に初めて曳山が出され、この時は9基が巡行して、藩邸(加藤家2万5千石)にくり出し、賑わつたと伝えられている。 その後曳山は一町ごとに建造され、最高時は32基を数えたが、現在は16基存在する。二層露店式人形屋台の構造を持ち、屋上にはダシと呼ばれる作り物を載せるが、毎回趣向をこらして出来を競う。19日は宵宮祭、20日は巡行・神輿渡御などが行われる。
〔本務社|甲賀支部〕
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