神社紹介



郵便番号 〒 5202352
鎮座地 滋賀県野洲市冨波乙631-1
TEL 077-587-2007
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生和神社 (イクワ)
御祭神
生和兵庫介藤原忠重公
〔配祀神〕天照大神 武雷神 経津主神 野槌神
御神紋
横木瓜
御由緒
御祭神忠重公は藤原鎌足公の末孫で、寛弘六年、藤原氏の荘園であったこの冨波之荘の領主として大和の国より赴任。この地を開拓、住民困苦のもとであった一の澤に棲む大蛇を退治し、村民の永年の憂苦を払拭された。その後住民は、この徳をしたい、生和大明神と崇め、村の鎮守として奉斎してきた。朝廷の崇高厚く、延徳三年後土御門天皇は、正一位の神階と勅額を下賜された。大永六年、当時の領主藤村左衛門尉成俊は、田地三百石と社記を寄進した。当時神主以下十二名の社人が勤めていた大社であったが、天正四年、織田氏により田地の大部分を没収され、漸次衰微して行った。明治十年、村社に加列。昭和二十五年、本殿及び春日神社が宝暦・嘉永の棟札とともに重要文化財に指定された。昭和三十八年には本殿の解体修理が竣功した。昭和四十八年生和神社遷座七百年大祭が行われた。
本殿・境内建物
〔本殿〕一間社流造 間口二間三尺 奥行二間一尺(重文)
〔拝殿〕入母屋造 間口三間 奥行三間
境内社(摂社・末社)
春日神社(重文) 日吉神社
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
5月 5日
1月 8日 はなづくりの神事
生和神社祭神の藤原忠重が平安時代中期に冨波一の沢の大蛇を退治した古事にちなむ。明治時代からは場所の都合で、一の沢に一番近い常楽寺の境内を借りて勧請吊りを行つている。大蛇に見立てた太い藁作りの縄にかなめの葉を付けて、大蛇が出た道に吊り下げ、一年の無事息災を祈る行事である。なお神事講は、10軒で行つている。 冨波乙にも同様の神事がある。
〔本務社|守山野洲支部〕
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