神社紹介
郵便番号 〒 5240041
鎮座地 滋賀県守山市勝部町339
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勝部神社 (カツベ)
御祭神
宇麻志摩遅命 物部經津主之神 火明命
〔配祀神〕中筒男命
御神紋
五三の桐
御由緒
創祀年代は物部郷を領していた物部宿祢広国がその祖神、物部經津主之神を大化五年にまつったと伝えられ、以来物部郷の総社として信仰されてきた。『三代実録』に元慶六年従五位下の神階が朝廷から授与された物部布津神社は当社ではないかとされている。中世、近江国守護佐々木氏は、出陣に際しては必ず境内の竹を用いて旗竿を作ったといわれている。また明応六年に社殿の再興が行なわれたが、その時には佐々木高頼が大願主として力を注いでいる。のち、文禄三年には、豊臣秀次が社殿を修造した。なお社名は、物部神社。勝部大明神とも称されてきたが、明治のはじめに現在の社名となった。昭和六年郷社に加列。
本殿・境内建物
〔本殿〕三間社流造 間口二間三尺 奥行二間一尺五寸(重文)
〔拝殿〕入母屋造 間口三間三尺 奥行二間
〔その他〕
主な祭礼
火まつり一月八日(県選択)
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
1月 8日 火まつり
土御門天皇の病気平癒を祈願して、大松明を大蛇にみたてて、これを焼き払つたのが始まりと伝えられている。 まず、午後7時頃に修祓が行われ、続いて太鼓渡り、牛玉参りの後、松明の宮入りとなる。奉火され九分通り燃えると引き出して、神前の小川で消火する。一同は神前で無事に終了したことを奉告する。
〔本務社|守山野洲支部〕
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