神社紹介
郵便番号 〒 5270006
鎮座地 滋賀県東近江市建部日吉町4
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日吉神社 (ヒヨシ)
御祭神
大山咋神 大國主命 瓊々杵尊 宇伽之御魂神
御神紋
丸に橘
御由緒
社伝によると、創祀は和銅五年と伝えられ、元は日吉山王権現と称したが、明治二年日吉神社に改称した。建部郷十七ヶ村の総社である。
近傍に聖徳太子が瓦を焼かれた瓦屋寺があり、同寺は延暦寺の別院となり、四十八坊あって、当社はその所轄地となり、社僧が常に奉仕した。
又守護職佐々木氏の崇敬篤く、社領の寄進がありその頃京都町尻宰相殿より、家司をもって常燈を献ぜられた。元亀、天正の頃、伽藍社地等一切が兵火にかかり、宝器古文書等悉く焼失した。
郷内山本村は、賀陽宮の御領地であった時、年々御饌米を献納され、又毎年春季大祭(建部御祭礼)には、彦根藩主井伊氏より、祭礼奉行を派遣されて祭礼を警護し、その祭式は、坂本日吉大社と略同式であり、昔は瓦屋寺四十八坊の法師が奉仕した。現在でも古例として、瓦屋寺の僧が、宵宮に参詣する。
建部郷の祭礼は、十七ヶ村二千余戸の氏子が、七社の神輿を奉じ、春季大祭を斉行する。明治十四年郷社に列し、同四十一年神饌幣帛料供進指定となる。
本殿・境内建物
〔本殿〕三間社流造 間口三間 奥行三間
〔拝殿〕入母屋造 間口四間 奥行三間
〔その他〕
境内社(摂社・末社)
早恵神社 神明神社 八幡神社
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
4月
4月 14日 建部祭り(4月第2日曜)
当神社近くの吉住池を水源地とする近隣氏子の湧水進行が始まりといわれている。その後、建部郷17ヶ村の氏子が神輿7基を昇ぎ、こぞつて祭礼に参加するようになつた。往時は守護佐々木氏が検使を、また江戸時代には井伊家から祭礼奉行が派遣され、警護にあたるなどの変遷を経で、明治2年には古式ゆかしき王朝絵巻を思わせる祭礼様式となつた。
〔本務社|八日市支部〕
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