神社紹介
郵便番号 〒 5203004
鎮座地 滋賀県栗東市上砥山660
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日吉神社 (ヒヨシ)
御祭神
瓊瓊杵尊
〔配祀神〕木之花之佐久夜毘賣
御神紋
左三ツ巴
御由緒
創祀は嵯峨天皇弘仁四年と伝えられるが定かではない。また最初は金勝寺の守護神として日吉神を勧請して新宮野に祀ってあったのを、明応六年に現在地に奉遷して、この土地の氏神としたと伝えられている。明治九年村社に加列。大正十一年神饌幣帛料供進指定。また境内社野上神社は、元金勝村上砥山路小坂ヶ下に鎮座されていたが、昭和三年許可を得て当神社境内に遷座されたものである。この社の特殊神事として例祭には毎年氏子より当家二人が選ばれて、濁酒を奉製して神前に献じ、これを氏子全員が拝戴する古式祭で、この為濁酒醸造は酒造法で免許されている。
本殿・境内建物
〔本殿〕一間社流造 間口一間一尺 奥行一間一尺
〔拝殿〕入母屋造 間口二間二尺 奥行二間二尺
〔その他〕中門 神輿庫 御酒殿 手水舎 社務所
境内社(摂社・末社)
徳広神社 野上神社
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
5月 5日
6月 5日 濁酒祭り
6月初頭に神社・野神さんで祭礼が行われた後、神酒(濁酒)が参拝者にふるまわれる。この濁酒は、まず前年の5月中旬に神饌用田植祭により当番の田が定められ、9月に抜穂式がなされ、玄米2斗が酒造米として保管される。 翌年3月下旬には玄米を酒造用白米に仕上げ、4月にしこみがされる。5月下旬、神酒殿で濁酒の量とアルコール度数の検査を受ける。そして神酒として献じられる。
9月
雨乞いの返礼踊りで、古くは旧8月15日仲秋の名月の夜に行われた。 青年たちが中心となり、役割は、太鼓打ち6人・新発意2人・側踊り(花踊り)中踊り多数からなり、他に年配の音頭取り数人が加わる。踊りは神社拝殿前の広場に進むと、中央にたき火をし、太鼓打ちは東西に、側踊りと中踊りは南北にわかれて向かい合い、新発意はその中に入る。踊りには、道行・神の踊り・名所踊りなど17種ある。
〔本務社|草津・栗東支部〕
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