神社紹介
郵便番号 〒 5250028
鎮座地 滋賀県草津市上笠1-8-1
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天満宮 (テンマングウ)
御祭神
高御産霊神 菅原道真
御神紋
梅鉢
御由緒
明細書によれば延宝四年勧請となっているが、これは再勧請の年代と考えられ、社蔵文書によると天智天皇九年に笠朝臣によって勧請され笠氏の祖神高御産霊神を祀ったと記され、後村上天皇観応二年に菅原道真公を相殿に祀ったとある。
当社の特殊神事芸能に上笠天満宮講踊(県無形民族文化財指定)がある、これは湖南地方に伝わる風流踊りの一つで、発祥は江戸初期に遡り、古い芸能を留める貴重な民俗芸能である。踊子の役は多彩で、役付・心棒打・太鼓打・中踊・外踊等あり、服装もそれぞれ異なり花笠をかぶる、歌詞は小歌を集めて、抒情詩、抒事詩として歌われ、一番一番が変化に富み江戸時代の優れた踊りの型を見ることができて、民俗芸能の中でも価値の高いものと評価され、毎年天満宮秋祭に奉納されている。
明治九年村社に加列。
本殿・境内建物
〔本殿〕一間社流造 間口一間 奥行一間三尺
〔拝殿〕入母屋造 間口二間三尺 奥行二間三尺
〔その他〕
主な祭礼
上笠天満宮講踊(県文) 左義長 莚寿祭 雷除祭 御田植祭 大灯明祭
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
5月 3日 講踊り
起源は定かでないが風流踊りの一つで、降雨祈願のために奉納されたと伝わる。太鼓打ちと心棒打ち各2名を先頭に社参し、締太鼓を胸前に持ち、越前道行を歌う。中踊り(拝殿周縁)、外踊り多数参列し、踊り歌う。花笠や一文字笠を色とりどりに飾りつけ、「イヤア○○踊りをひとおどり、イヤアひとおどり」の口上に合わせ29番120歌「おんどろよ」と歌い、最後に「○○踊りはこれまで」で終了する。
〔兼務社|草津・栗東支部〕
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