神社紹介



郵便番号 〒 5291156
鎮座地 滋賀県彦根市清崎町1931
TEL 0749-28-0600 / 0749-43-5545
HP http://www.kojinyama.org
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荒神山神社 (コウジンヤマ)
御祭神
火産霊神 奥津日子神 奥津比売神
〔配祀神〕瀬織津比売神 速秋津比売神 気吹戸主神 速佐須良比咩神
御神紋
丸に三つ引き
御由緒
社伝によれば、起源は天智天皇の御代、近江国に四ヶ所の祓殿が設けられた。『近江輿地志略』によると「荒神山、上平流村、下平流村の中間にあり。(中略)中世当初四所の祓殿というは南三郡は唐崎、西二郡は白髭社前、北三郡は木之本、中四郡は此荒神山なりといふ。」とあり、犬上、愛知、神前、蒲生の中四郡の祓殿であった。
また同書に「平流山奥山寺、荒神山にあり、寺記に曰く行基菩薩御老年に至り犬上郡四十九院の宿より始めて此処まで四十九の伽藍を建立し、奥山寺を奥の院とす。故に奥山寺の名あり。」また「『三国伝記』にも此事あり。本尊大日如来、左右に文殊、不動を安置す。奥山寺とも仮殿寺ともいう。寺院四坊あり。千手寺、念仏寺、勝乗院満蔵院是也。」と記している。これらの寺院が建立されたとき、三宝荒神を勧請し竈の神が奉斎されたことが、当社の始まりとされている。以来明治初頭の神仏分離に至るまで、神仏習合の形で、寺院として存続していた。慶長、元和二度の大坂の陣の際には井伊直政が戦勝祈願をし、その大願成就の報賽として、現在境内にある書院を奉納建立している。明治初頭の神仏分離の令によりそれまでの祓殿奥山寺(三宝大荒神社)は廃止になり、荒神山神社と改称され現在に至っている。明治九年十月村社に加列、明治四十一年四月二十九日神饌幣帛料供進指定。
本殿・境内建物
〔本殿〕三間社流造 間口三間 奥行三間
〔拝殿〕入母屋造正面千鳥破風一間向拝付 間口三間四尺 奥行三間
〔その他〕幣殿 神饌所 神楽殿 遥拝殿 社務所 書院
境内社(摂社・末社)
稲荷神社
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
6月 29日 水無月祭
6月 30日 水無月祭
天智天皇の時代、本社が犬上・愛知・蒲生・神崎四郡の祓殿と称した頃、毎年6月晦日に大祓会を催したのが始まりという。現在でも祭りには茅の輪を設けるところから、夏越しの祓が、そのまま荒神山神社の大祭となつたと思われる。当日の行事としては、本社が火の神を祀るところから、満3歳までの幼児を対象とする神楽の奉納があり、これを受けると将来、火難から免れられるという。
〔本務社|彦根支部〕
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