猿田彦大神

左三ツ巴

垂仁天皇25年皇女倭姫命により社殿を再建され、天武天皇白鳳3年勅旨を以て、比良明神の号を賜わる。後度々改造され現在の建物(本殿　境内社　伊勢両宮　八幡三所　若宮社等)は慶長8年豊太閣の遺命によって豊臣秀頼が片桐且元を奉行として再興(御朱印社領一万石)されえたものである。分霊社も判明するだけで150社を数え、古くから皇室武将等の崇敬極めて厚く北海道、九州、隠岐まで御分霊社が奉斎されている。明治9年郷社に、大正11年懸社に加列、明治41年神饌幣帛供進指定。

〔本殿〕入母屋造 間口三間 奥行三間(重建)
〔拝殿〕四ツ棟造 間口三間三尺 奥行二間

若宮神社 天照皇大神宮社 天満宮 豊受大神宮社 八幡三所社 稲荷神社 岩戸社

湖中大鳥居　古来社前の湖中に鳥居があったという伝説により、昭和12年大阪の小西久兵衛が復興。(現鳥居は昭和56年再建)

本殿重要文化財(昭和13年指定)慶長8年(1603)豊臣秀頼公の寄進　社務所登録文化財(平成14年指定)　若宮神社・伊勢両宮・八幡三所社旧高島町文化財(平成12年指定)

9月5日・6日秋季大祭(白鬚祭・なるこまいりと称されている)

5月 3日
9月 5日 明神祭り　
本社は延命長寿の白鬚の神として信仰され、祭りは「なる子まいり」と称して、生児（数え年２歳）の名受けをするようになつた。子供の健康と幸福の守護を願う神事。