神社紹介
郵便番号 〒 5200501
鎮座地 滋賀県大津市北小松914
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樹下神社 (ジュゲ)
御祭神
鴨玉依姫命
御神紋
丸桔梗
御由緒
創立年代は不詳であるが、佐々木兵庫佐成瀬が蒲生郡佐々木庄に移り近江を領した当時、岡島の渡合と称する処に妖怪が出没し旅人を害したので、成瀬はこれを憂い坂本村日吉十禅師を深く祈念してこの妖怪を退治した。この縁由により天元五年当北小松に日吉十禅師を分祭したと伝えられる。このように当社は近江国守護職佐々木氏と深い関係にあり、神社に伝わる宝物大般若経と十六善神画像は佐々木六角氏の寄進と伝えられ、また境内に佐々木氏の祈願寺があったとも伝えられる。従って小松庄は佐々木氏の湖西における拠点であったと考えられる。佐々木氏が当社に大きな影響を持っていたことは、社家である伊藤氏が佐々木六角氏の被官であり、また中世からの宮座十二座も六角氏と密接な関係があったことからも明白である。明治二十八年小松村役場古社寺取調によると、寛喜二年に伊藤丹後守祐治伊豆国より近江国に移り、仁治二年小松庄を草創の時、不測の神感を蒙り日吉十禅師権現と天満宮の両社を最造す、とある。中世末織田信長による元亀の変等によって当社の祭礼や宮座十二座も大きく衰退したが、滅亡を免れ、母雲天正年間には再建され、これが近世小松庄鎮守社の神事運営の出発点となった。明治三年十禅師社を樹下神社と改称、同九年村社に加列、同四十一年神饌幣帛料供進指定。尚境内には樹下神社古墳群がある。
本殿・境内建物
〔本殿〕一間社流造 間口五尺 奥行五尺
〔拝殿〕入母屋造 間口三間 奥行三間
境内社(摂社・末社)
天満宮 金比羅宮 大髭神社
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
4月
〔兼務社|大津支部〕
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