神社紹介
郵便番号 〒 5290252
鎮座地 滋賀県長浜市高月町東阿閉1094
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乃伎多神社 (ノギタ)
御祭神
誉田別命 天造日女命
御神紋
左三ツ巴
御由緒
当社は「諸者根元記」に伝える近江の国の気多明神で「乃伎多」の「伎多」の音「気多」に訛ったものが後世、気多明神と称えるに至らしめた。この地一体往昔、安曇の郷と称して安曇連の裔族此地に繁延し、その祖を祀ったものと伝える。当社に誉田別命、この地の西方数町の山本山に神社鎮座の地名に負える阿閑淡路守の城くありて、小谷山の浅井氏と呼応した。おそらくその当時この武門が勧請し守護神と崇め祀られ北の八幡宮とも称せられた。天正の賤ヶ獄戦の兵火に社殿炎上し、現在の社殿は寛政9年の造営と記録せられる。当社に古くから「もろこ祭」と称する祭儀が行われた。その本儀は「諸児の祭」で氏子中の稚児の生長を祈ったものであるが、今は9月13日の例大祭に併せ行われ居り、今も「もろこ」を献ずるのである。延喜式内社。(論社)明治9年村社に列し、明治42年神饌幣帛料供進神社に指定せられた。
本殿・境内建物
〔本殿〕一間社流造 間口四間四尺 奥行三尺九寸
〔拝殿〕入母屋造 間口二間三尺 奥行二間一尺
境内社(摂社・末社)
神明社
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
9月 13日
2月 8日 おこない
8日午前中、当屋に集まり大太鼓とともに餅を搗く。餅は神光組と書いたオカワに入れ大鏡餅を作る。午石・鉦・太鼓・笛とともに、お鏡は四角の板に載せられ、2人でかつがれて当屋を出る。集会場では、マイ玉の準備ができており、合流し出発する。マイ玉は、枝付真竹二本を合わせたもので、餅を大きくまきつけ、色とりどりの短冊を吊り下げた実に立派なもの。これを紺半天・紺パッチの若者二人がかつぐ。
〔兼務社|伊香支部〕
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