
郵便番号 | 〒 5210217 |
鎮座地 | 滋賀県米原市北方1306 |
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春日神社
(カスガ)
御祭神
天兒屋根命
御神紋
下り藤
御由緒
和銅年間僧行基が瓢簞山に来り、日暮れて困り、錫を止めて神社を建立したと伝えられている。古くは春日大明神と称したが、文明2年、北方日向に遷し、春日神社と改称した。旧社殿は、万延元年に焼失したので、文久3年に再建したものである。明治9年村社に列し、同31年、丘の西谷に遷座した。同42年神饌幣帛料供進指定となる。当社に花の頭神事が伝わっており、氏子中北方区を東西南北及び年吉(トシオ)の5組に分ち、祭儀に続き花の頭家と称する組を抽せん、1年間、神社の世話を委ねる。頭家は、組員と共に各祭典の準備より執行を為し、翌年2月7日になれば、次の当選組へ、午後神送りと称し、頭家の棒持する御幣を護りつゝ、撤下の鏡餅、神酒、餅花(欅の枝に餅を巻き付ける)を、次の頭家へ送る。その後余興があったが、現代風に変った。
本殿・境内建物
〔本殿〕一間社流造軒唐破風付 間口五尺二寸 奥行五尺七寸
〔拝殿〕入母屋造 間口三間一尺 奥行二間一尺
〔拝殿〕入母屋造 間口三間一尺 奥行二間一尺
境内社(摂社・末社)
愛宕神社
祭礼日
祭礼日は神事(祭儀)のみ行ない、御神輿・山車・露店などは別の日に出る場合があります。お出かけの際は念のため神社にお尋ねください。
5月
1日
2月 7日 花の頭
自然発生的な農耕儀礼。各組の組長が、その年の「おこない」当番の宿に集まり、供物を当番宿より奉持し社参する。特に供物の中に、木の枝に餅をつけた餅花を供える。
〔兼務社|米原支部〕
